清水義央

Yoshihisa Shimizu -Guitar


1974年、神奈川県立相模原高等学校2年の時にKENSOを結成。

感性の柔軟なティーンエイジャー時にロックシーンの最盛期から爛熟期、衰退期をリアルタイムで体験したことで自らの内側に芽生えたロックスピリットを核として、30年以上にわたりバンドを牽引してきた。

 

神奈川歯科大学卒業時は成績優秀者として表彰され研究者としての道を勧められるが、それを断って卒業直後に東京のアンダーグラウンドロックシーンに名乗りをあげ、以後多くの困難な状況をメンバーとともに乗り越えて、数々の名作を世に送り出した。

本と楽器に埋め尽くされた「KENSO DOMESTIC STUDIO」を拠点に、自らを育ててくれたロックへの感謝と愛情を縦糸とし、岡山大学医学部で医学博士の学位を取得する過程で体験した脳科学の知見や町医者として患者と密にかかわることで得られた独自の価値観、世界観を横糸として、まるで繊細な織物を織りあげるかのような方法で、理知と狂熱が交錯する類い希なKENSO MUSICを作り続けている。